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2016年2月21日の記事

2016年2月21日 (日)

まいけるのこと。 その2


便の様子が悪くなったので、
強制給餌用のシリンジを、最初に使っていた3mlの物1本に戻しました。

20160209_futosa1

使い古したシリンジの画像ですが、太さは一目瞭然。

20160209_futosa2

どう考えても、モルの口には1ml用の方が入り易いのですが、
1mlシリンジだと水分少な目のフードが入れにくいんですね。


シリンジを戻して更に2日ほど・・・。
便が元のコロコロした状態に戻ってきました。

しかし、便の状態とは裏腹に、自力では全く食べなくなってしまいました。



後から考えると、もしかしたらこの時の不調は、
最初の病院で処方された抗生剤のせいだったかもしれません。
モルモットは、抗生剤に大変敏感な生き物なのです。
今となってはもうどちらでも良いのですが。




いつまでこの危なげな状態が続くのか。
このまま強制給餌だけしていれば良いのか。

便はそこそこ大きくコロコロした物になりましたが、
まいけるの膨れたお腹はそのままです。
「いつになったらガスが抜けるのだろう・・・」

強制給餌する為に不眠な日が続きます。
元々睡眠障害から不安定になり易い私には厳しい面もあり、
不安は日に日に大きくなっていきました。

20160214_onaka1

その頃のまいけるのお腹です。
太っているのではありません。
特に右側のお腹が膨れているのが分るかと思います。

20160214_onaka2

左側も、上からでは分りにくいのですが、
正面から見るとお腹が床に触れて脚が見えなくなっています。




私の様子を見かねた夫からの薦めもあり、
2月13日に市内の小動物を診られる、評判の良い病院を受診する事にしました。


レントゲンとエコーの結果、
腹部に相当大きな腫瘍がある事が分りました。
腹腔内の3分の1~半分程もある、本当に大きなものです。

あまりの大きさに愕然としました。

こんな大きな腫瘍があったら、そりゃあ胃腸障害にもなるでしょう。
心臓も若干肥大しています。
(これは最初に診て貰った先生も言っていました)
先生の見立てでは、腫瘍に圧迫されて血流への影響もあるので、
心臓が頑張って血液を送り出しているのでしょうとの事でした。


まいけるは既に5才半になります。
手術に耐えられるのか厳しい所です。
(年齢もそうですが、そもそも小動物は麻酔が大変に難しいのです)
それでも、まいけるが少しでも楽になれたら・・・と、
手術をお願いする事にしました。





その日、まいけるは何日か振りに乾草を食べていました。
もしかしたら・・・と思い、
まいけるの生まれたショップで売っている乾草を買ってきたのです。
静かにしていると、まいけるの乾草を食べる音が聞こえてきました。
ウォーターボトルから水を飲む音も聞こえてきます。
もう何日も聞く事が無かった音です。

食べているんだから、手術なんて止めちゃおうか?!

いやいや。あんな大きな腫瘍があって、
回復するなんてあり得ないでしょ。
食欲も一時的だよ。


心の葛藤が果てしなく続きます。
その答えが出ないまま夜が明け、手術の日を迎えました。






20160214_saigonomaikeru_2

最後に撮ったまいけるの写真です。



手術は、それはそれは大変なものだったようです。
腫瘍が大きく腹腔内のあちこちに癒着しており、
あまりに激しい部分は、
細胞が一部残る事も覚悟の上切り取った場所もあったそうです。

手術自体は成功したそうです。


ですが、
まいけるは目覚めませんでした。




散々、ネットで麻酔の危険性を調べていたので、
分っているつもりでしたが、
本当の意味で理解はしていなかったのかもしれません。


手術なんてしなければ、
まいけるは何日かは生きられたのだと思います。
一週間くらい?もしかしたら一ヶ月くらい?
寿命の短い生き物にとって一週間とか一ヶ月って、
かなり長い時間ですよね。
まいけるのその大切な時間を奪ってしまいました。



~たら・~れば。
厳禁ですよね。
それでも、考えてしまうのです。
後悔しか残らない時は特に。






話は前後しますが、
まいけるの取った腫瘍です。

20160214_zinzoh_2

まいけるの体重は920~940gくらいでした。
(測る時によってコロコロ変わったんです・・・)
この腫瘍、なんと140gもあります。

手術前は、脾臓ではないかと思われていましたが、
実際は右の腎臓でした。
なる程、だから右側のお腹だけが異様に膨れていたんですね。

元々の腎臓の大きさは2cmくらいだそうです。



最初に受診した病院の先生が、
しきりに「腎臓が・・・」とおっしゃっていたんですが、
もしかしたら薄々この腫瘍の事を分っていたのかしら?
分っていたけれど、モルモットの手術は難しいし、
延命処置のみが良いだろうと言う判断だったのかもしれません。

これもまた今更な話ですけれど。









20160214_okaeri

おかえり、まいける。






◆ 余談 ◆

いつもソファの上からまいけるを眺めていたふぁたろう(白猫)が、
動かない彼を不思議に思ったのか、
ケージの隣に座ってじーっと見ていました。
「まいけるさん、もう動かないよ」と声を掛けると、
「にゃ~ん」と一声鳴き、またまいけるをじーっと見ていました。
















まいけるのこと。 その1

まいけるが旅立って一週間が過ぎました。




今も思い出すと辛いし後悔でいっぱいなのですが、
どんなに考えてもまいけるは戻ってきません。

ああすれば良かった。
こうだったら良かった。
~たら。~れば。

ペットを見送るときは、大抵いつも“たら、れば”ばかり。
言い出したらキリが無いです。
毎度のこと。重々分っているのですが。






まいける。
不調に気づいたのは2月4日の夜でした。
わんこのでばちゃんの鼻血で、我が家が騒がしくなっていた最中です。

食べない・ウンチが少ない・痩せている。
いつから食べなくなっていたのか分りません。
数日前から、おやつの時に「あまり食べないな」「残してるな」とは思っていました。
でも、これまでにもそういう時もあったので、大して気にも留めていませんでした。

しかし、改めて彼の様子をよく見てみると、何か危険を感じるのです。
あくまでも勘です。言葉では説明出来ないのですが。


翌朝、近所の動物病院に飛び込みました。
レントゲン画像を見た先生からは、開口一番に「非常に厳しい状態です」と言われました。
診断は、『うっ滞』と『肺炎』。ついでに腎臓の不調。
(この時しきりに腎臓の事を説明していた先生。
後ほど分るのですが、この先生は言葉にしなかっただけで、
状況をある程度把握されていたかもしれません)
この日は注射をして貰い、飲み薬を処方されました。



いつもの何分の1しか食べないまいける。
ここに来て、ようやく私はモルモットの事を調べ始めました。
そして、これまで如何にモルモットの事を何も知らずに飼っていたかを痛感しました。
胃腸が動き続けないと生きられない動物だと、
こんな大切な事を今更ながらに知りました。


食べさせなくては!!


鳥用に病院から貰っていたシリンジを加工し、
ペレットとビタミンタブレットをすり潰し、
見よう見真似で強制給餌を始めました。


20160207_mogumogu2

給餌用のアイテム。
シリンジは3mlのもの。
黒い細いスプーンは、セブンイレブンのコーヒーマドラーです。
実はこのマドラー、少量の液や粉の混ぜ合わせなどに重宝するので、
鳥用にとストックしていた物なのです。
改めて、我が家は鳥用に用意した物が多いことに気付きます。
りんごジュースは赤ちゃん用。

この画像では、ペレットとビタミンタブレットのみを給餌していますが、
この後に大麦若葉の青汁粉末も加えるようになりました。

20160207_mogumogu1

その頃のまいけるさんです。

給餌では、シリンジを口から4cmほど奥まで入れて、
ゆっくりと送り出します。
口から浅く入れると飲み込めないので、
(モルの舌は奥にもう一枚ある構造なのだそうです)
「おえっ!」ってなりそう・・・なくらい奥まで突っ込みます。

3時間ごと約10mlずつの給餌は、
朝6時半~夜中の2時頃まで続きました。
(昼間の私が仕事に行っている時間はどうにもなりませんでしたが)




20160209_sirinzi1

ネットでモルの強制給餌をしている方々が使っていた、
1mlのツベルクリンシリンジも購入しました。
すぐに使えなくなると言う話なので、100本の購入。


20160209_sirinzi2

先の部分を切り取って加工しています。

20160209_sirinzi3

切り取った後、チャッカマンで炙り、
柔らかくなった所を爪楊枝で丁度良い大きさに整えるのです。
(この画像のシリンジは何度か使用した後のものなので、
まいけるが齧った傷がついています)




ところが・・・
このツベルクリンシリンジ、細すぎて吸い込むペレット溶液(?)が、
相当お湯で緩めないと入らないのです。


それでもネットで見ていると、皆さんこのシリンジを使っているので、
こんな物なのか?と使っていましたら、
2日後くらいから、便の状態が緩くなってしまいました。

そして、益々自力で食べなくなってしまいました。





その2に続きます。








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